確定申告とは?青色申告・白色申告【便利情報】
デザインルームワンでよくご相談いただくのが
「オープニング」「スタートアップ」「開業」
のタイミングでの「販促」作りの相談です。
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今回は「オープニング」「スタートアップ」「開業」
につきものの「確定申告」について詳解します。
※令和二年度版※
「オープニング」「スタートアップ」「開業」について…こんな方はデザインルームワンにご相談ください!
確定申告とは
1年間の所得を集計し、自らの所得税額を計算して、
税務署に対して申告する制度。
納めるべき所得税が発生する人もいれば、
医療費などの各種控除によって、
逆に所得税の還付を受けることができる人もいます。
対象はどんなひと?
【所得税及び復興特別所得税】
1.給与所得がある方
2.公的年金などに関わる雑所得のみの方
3.退職所得がある方
4.1~3以外の方
このうち「オープニング」「スタートアップ」「開業」
ですと【所得税及び復興特別所得税】
1.給与所得がある方
が対象になりますので、その方への「確定申告」とは?
掘り下げて書きます。
他
【消費税及び地方消費税】
【贈与税】
も申告書の提出が必要な方にあたります。
メリット
「確定申告」を行うことで、事業の赤字を翌年に繰り越せるメリットが。
損失に対して還付金を受ける事ができます。
収支をあきらかにすることで「新型コロナ感染症」など緊急時の政府からの
補助金援助も受けやすくなります。
また「所得証明書」が求められた際、個人事業主・フリーランスは
「確定申告」を行っていないと「証明書」が発行されません。
デメリット
デメリットは特にありませんが、はっきりと「確定申告」自体を行う必要が無い人もいます。
・会社xフリーランスまたは個人事業主の働き方で
会社など勤務先で年末調整を受けている場合。
・目安として年間所得が48万円以下場合。
所得税には誰でも受けられる「基礎控除」があります。
基礎控除=所得控除のひとつ。
だれでも48万円の控除を受けられます。
所得合計より所得控除が大きいと「納税も発生しません」
つまり「確定申告」の義務も発生しません。
・副業収入が年収20万円以下の場合
本業で「年末調整」を受けますので、所得税の清算が済みます。
・400万円以下の公的年金受給者で源泉徴収されている場合
公的年金などの収入額が400万円以下
かつ、それ以外の所得が年間20万円以下の場合
(所得には給与や不動産収入などがあたります)
「白色申告」と「青色申告」どうちがうの?
ここからは「白色申告」「青色申告」
の違いをまとめます。
白色申告
「オープニング」「スタートアップ」「開業」していても
・「副業」で「個人事業」をしている。
・まだ事業開始したばかりで「収入が少ない」。
・「赤字事業者」
といった方に向いてます。
提出するものと「必要な作業」
●作業
・日々の記帳作業
(現金出納帳、売掛帳、買掛帳、経費帳、固定資産台帳 へ
「入出金に関する情報」「取引先」「取引年月日」を記帳)
・収支内訳書
・確定申告書A または確定申告書B の記入
・控除の為に必要な書類
(生命保険・国民年金の保険料に関する控除証明書…など)
青色申告
所得が高い人が「青色申告」を選び、無駄な支出を見なおしている傾向が有ります。
また「青色申告」をしたい場合は事前の届け出を行う必要が有ります。
メリットは…
・純損失の繰り越しと繰り戻しが出来る
・貸倒引当金を計上できる
・青色事業専従者給与を必要経費にできる
収益が大きくなってくると「青色申告」に変える例が多いです。
提出するものと「必要な作業」
●作業
・青色申告承認申請書
・開業届
※ここまでが「申告」より事前に「税務署へ提出」する必要が有る書類です。
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・日々の記帳作業
(現金出納帳、売掛帳、買掛帳、経費帳、固定資産台帳 へ
「入出金に関する情報」「取引先」「取引年月日」を記帳)
加えて…
「青色申告」には特典として「青色申告特別控除」があります。
「控除」がどれくらいになるか。で
「簿記」が変わってきます。
●10万円控除の場合は
・簡易簿記
(現金出納帳、売掛帳、買掛帳、経費帳、固定資産台帳 )
・青色申告決算書
・確定申告書B の記入
●65万円控除の場合は
・複式簿記
(<主要簿>・総勘定帳・仕訳帳
<補助簿>・現金出納帳・売掛帳・買掛帳・固定資産台帳など)
・青色申告決算書
・確定申告書B の記入
が必要になります。
「青色申告」のデメリットは記帳の難しさ。
事業の収益を鑑みて「ある金額以上の利益」から
アウトソージングを判断する場合もあります。
「開業」を考えてるけど、「販促」は…?なにから手を付けようか。そんな悩みはこちらへ。
以上、「オープニング」「スタートアップ」「開業」
にかかわる「確定申告」のまとめでした。
現在「青色申告」「白色申告」ともに帳簿の提出が必須になっています。
(平成26年より。)
青色申告、白色申告までの準備、記帳作業は有料ソフト、アプリの利用ほか
エクセルソフトを利用して行うのが多くなってきてるようです。
また青色申告会(各地の税務署単位)にてのサポートを利用することで
一見複雑な青色申告も安心して取り組めます。
税理士さんに頼るのも手でしょう。
今回の情報でみなさまの「オープニング」「スタートアップ」「開業」が
より一層前向きになりますと幸いです!
そして「販促」「デザイン」ご依頼の際はデザインルームワンまでお気軽に。
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※参考リンク※
●国税庁WEBページ「所得税の確定申告」